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医療でよく聞く言葉~何の略語か~

ビル

医療では様々な言葉が略語化されています。
医療にあまりかかわりのない人からすると、医療の言葉はとても難しいものが多く、略語化されていてもなんのことだかよくわからないです。
ここでは耳にしたことがある「ADL」について紹介したいと思います。
「ADL」=日常生活動作といいます。
日常生活動作とは介護の域でもよく使われる言葉です。
これは、食事や排泄、移動や入浴など人間が日常生活上で最低限必要な行動のことです。
私たちは普段、当たり前にこれらの行為をしています。
しかし、高齢や障害、病気などさまざまな理由でADLが低下してしまう場合があります。
そのようなことから、人がどの程度自立して生活できているのかを評価する指標としても使われています。
ADLのほかにも、身近なものでは血液検査の結果などでALT(GPT)などを目にします。
これは血液の用語で、グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼが略語化されたものです。
肝臓の検査結果に用いられ、基準値と比較することで肝臓の状態を把握することができます。
よく使われるこのような言葉を知っておくことで、より自分自身の健康を知ることができます。
疑問に思った言葉は、ためらわずに調べておきたいものです。